天気と体調の変化

朝焼け 健康

日本の天候の特徴

日本列島は南北に長い為、北は亜寒帯から南は亜熱帯と、さまざまな気候区分に属しています。
また、冬の日本海側では曇りや雪、雨の日が多く、太平洋側では晴れの日が多いという特徴があります。そして、「春・夏・秋・冬」の四季がハッキリしているのも日本の気候の特徴でもあります。

夏の風景
雪景色

天気の変化

普段、何気なく天気予報をみていて、低気圧の影響で…、高気圧が張り出し…など耳にしますが、そもそもこの気圧って何?と思ったことはないでしょうか?

気圧とは空気の積み重なりによる重さや押し付ける力のことです。このため上空に行くほど空気が薄くなり気圧が下がります。
この気圧の変動により、さまざまな不調の症状を引き起こすことがあります。

Aさん
Aさん

登山に袋菓子を持っていったら、頂上でパンパンに膨らんでいたよ。

Bさん
Bさん

山の頂上は気圧が低いから、袋の中の空気が膨らんだんだね。

  • 高気圧とは周囲よりも気圧が高い場所のこと、空気が下降し雲が消えて晴れやすい。
  • 低気圧とは周囲よりも気圧が低い場所のこと、空気が上昇し気温がさがる。空気中の水蒸気が水に変わって雲になり雨が降りやすい。

気象病とは

気象病とは気温や気圧などの変動によって引き起こされる不調のことです。
天気と体調の関係は、医学的にも日々研究が進んでいます。

気象病の主な症状

気象病の対処方法

気象病の症状や出方は、人それぞれ異なると言われています。自分がどんな時にどんな症状が出るかがわかれば、不調になる前にある程度の対策を講じることができます。

また、日頃から自律神経を整えて、バランスの良い食事を意識した生活を心がける事も大切です。

意識して摂るといい栄養素

   栄養素     働き
ビタミンB群食事でとった糖質、脂質、たんぱく質をエネルギーに変える補酵素として重要。
ビタミンB6、B12、葉酸には神経の機能を保つ作用もある。
亜鉛体内の多くの酵素に含まれ、細胞の成長と分化で重要な役割を果たし、代謝を
スムーズにする。
マグネシウムほとんどすべての物質の生合成や代謝に必要なミネラル。骨や歯のほか、筋肉や脳・神経にも存在し神経情報の伝達をサポート。不足すると筋肉の収縮異常や抑うつ感などが起こることがある。
身体中に酸素を運ぶ赤血球の色素成分「ヘモグロビン」に含まれ、不足すると体への酸素の供給が十分にできない貧血の状態に。頭痛やめまい、疲労感などの症状が起こることがある。
ビタミンC抗酸化作用により活性酸素から体を守る。皮膚や腱を構成するコラーゲンを作る
ためにも必要。不足すると倦怠感、疲労感、気力の低下が起こることがある。
鉄はビタミンCと一緒にとると吸収されやすくなる。

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天気痛予報  気象状況の変化から頭痛や関節痛が出やすいタイミングを予想しています

ぜひ、気象病対策を取り入れてみてはいかがでしょうか?
気圧の変動に負けない体で、美しい日本の四季を楽しめたら素晴らしいですね。

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